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必須!突然死する病気の前兆

脳卒中、心筋梗塞

 脳卒中や心筋梗塞など、突然死する病気の前兆として、「ひどい頭痛」や「胸の痛み」などがよく挙げられるが、具体的にはどういうものなのか? 体のどこに、どんなふうに、どれくらいの時間起こるのか? これを知らないと、手遅れになる。
 まず脳卒中について、横浜旭中央総合病院脳神経外科の谷川達也副部長に聞いた。

●しびれ 
 よく見られる前兆がこれだ。
「多いのは手や口の周囲です。手のひら全部、唇の横からほおにかけてなど、広い範囲で起こります」
 しびれの度合いは、それほど強いものではない。
「感覚が鈍くなったような感じのしびれです。寒くて手がかじかんだときの感覚を想像すれば分かりやすい。平均して10分前後続きます」

●頭痛
 クモ膜下出血などの前兆で知られるのが「後頭部のひどい頭痛」だが――。
「これなら病院にすぐに行くと思いますが、症状の程度によっては、風邪や疲れたときに感じるような軽い頭痛の場合があります。これは見落としやすい」
 ヤバイ頭痛は一般的に後頭部に起こるが、とにかく、急に頭痛が起きたら病院に直行だ。
「頭痛薬は飲まないこと。飲むと痛みが抑えられるので、治ったと勘違いしてしまうからです。手遅れの原因になります」

●めまい
 めまいの場合は、めまいだけということはまずあり得ない。
「だいたい嘔吐など別の症状を伴います。フラッとする程度でなく、回転性でイスから転げ落ちるくらいひどい場合がよく見られます」
 時間は10分前後だ。

●言語障害
「自分では正しく言っているつもりでも、それが言えない。急に起こり、10分前後で元に戻ります」
「かきくけこ」「がぎぐげご」「さしすせそ」「らりるれろ」などが言いにくくなることが多い。

 次は狭心症や心筋梗塞など心臓病の前兆だ。大林内科医院・大林完二院長に聞いた。

●胸の痛み
 狭心症や心筋梗塞など心臓病の前兆といえばこれだ。
「痛みが左側ではなかったので、心臓病じゃないと思ったという人もいますが、左に限りません。ここが痛いと患者さんが指さすことができる場合は、たいてい心臓病ではありません。胸全体が痛むのが心臓病の特徴です。患者さんの表現ですが、“熱い火箸を突っ込まれた”“心臓をわしづかみにされた”“圧迫される”ような痛みです」
 統計的に、夜明けから起床後数時間以内に起きることが多い。
「胸の痛みを感じても、しばらく我慢する人が少なくない。しかし、心筋梗塞の場合、病院へ着くまでに50〜70%が亡くなる、というデータがあるのです。迷っていないで、すぐに循環器の専門医にかかることです」
 突然死を避けるための、必須知識だ。


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