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横隔膜ヘルニア


胸腔内[きようくうない]に腹腔臓器[ふくくうぞうき]が入り込む
横隔膜には、食道、大動脈、大静脈が通る孔[あな](裂孔[れつこう])があります。横隔膜ヘルニアは、正常でみられる裂孔を介して、あるいは横隔膜の欠損や損傷した部分を介して、腹腔の臓器が胸腔内、縦隔内[じゆうかくない]へと脱出してくる状態です。

原因によって、外傷性と非外傷性横隔膜ヘルニアに分類されます。外傷性ヘルニアは、交通事故などで強い外力が加わり、横隔膜が破裂したり損傷を受けて起こります。

非外傷性ヘルニアの3つのタイプ
食道裂孔ヘルニア[しよくどうれつこうヘルニア]は、成人、特に50歳以上の女性に多くみられます。妊娠、肥満、腹水貯留など、腹腔[ふくくう]内圧が上昇する状態が原因として考えられ、胸腔内に胃が脱出します。胃内容物が逆流して食道炎が起こるため、胸やけ、心窩部痛[しんかぶつう](みずおち部の痛み)、嚥下困難[えんげこんなん](飲み込みにくい)などが訴えられます。

子どもでは、ボホダレク孔[こう](胸膜裂孔[きようまくれつこう])ヘルニアがもっとも多くみられ、結腸や小腸が脱出します。新生児では、そのほかの奇形を合併することが多く、早急な外科手術も必要です。

モルガニー孔[こう](後胸骨裂孔[こうきようこつれつこう])ヘルニアは、子ども、高齢者でまれにみられます。大腸や横行結腸が脱出します。



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