肺真菌症[はいしんきんしよう]
真菌と呼ばれる一種のカビによって起こる病気です。
【カンジダ】
口腔内[こうくうない]に常在するカンジダは、普通は口腔や食道粘膜をおかすことが多いのです。時に肺などの臓器をおかすことがありますが、通常、がん末期など感染に対する抵抗力の低下した患者にしか起こりません。
このほか、肺に病気を起こす真菌には、アスペルギルス、クリプトコッカスなどの種類があります。
【アスペルギルス】
肺炎を起こすもの、肺結核などでできた空洞に入り込み増殖するもの、アスペルギルスが抗原となりアレルギー性の病気を起こすものがあります。
【クリプトコッカス】
ハトのふん(特に古くて乾燥しかかっているような状態のものに多い)を介して人に感染し、髄膜炎[ずいまくえん]を起こすことが多く、肺の病変は最初は発見されにくいものです。抵抗力が落ちた人だけでなく健康な人にも感染します。
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