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シェーグレン症候群

涙腺[るいせん]や唾液腺[だえきせん]に原因不明の炎症が起こり、そのはたらきが低下して、目の乾燥性角結膜炎[かんそうせいかくけつまくえん]と口内乾燥症[こうないかんそうしよう]が起こる病気です。関節炎もみられます。関節リウマチなど膠原病[こうげんびよう]を伴う型と、目、口の乾燥症状だけで関節炎を伴わない、乾燥症候群があります。

原因は不明ですが、膠原病を伴うことが多いこと、膠原病にみられる自己抗体(抗核抗体)が見つかっていることから、自己免疫が関係していると考えられます。

中年以降の女性に多く、わが国の患者数は約2万人弱と推定されますが、9割以上は女性です。

目や口の乾燥への対処法
涙が出なくなると、目に砂が入ったような感じ、まぶしさ、かゆみが出て目が充血し、進むと強い痛みが出てきます。唾液[だえき]が出ないと口は乾燥し、ひどくなると舌がひびわれ、食べ物が飲み込めず、しゃべりにくくなってきます。また、涙腺[るいせん]、唾液腺(耳下腺[じかせん])の炎症で目や耳の下が腫れて痛んだり、熱が出ます。

涙の出方は、目にろ紙をはさみ、どれくらい涙でぬれるかで見当をつけ、唾液量は、チューインガムをかんだときに出る量を測定します。正確な診断には、目の角膜に傷がないかをみ、唇を少し切って唾液腺の組織検査をします。

人工涙液の点眼や、水分の補給、うがい、唾液の分泌[ぶんぴつ]を増加させる薬、代用唾液などの対症的な治療が行われます。発熱などの全身症状が強いときや、合併する膠原病[こうげんびよう]に対しては、副腎皮質ホルモン薬、免疫抑制薬を使用します。


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