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リウマチ熱

リウマチ熱は、A群レンサ球菌(溶連菌)が原因であることがはっきりしましたので、現在、リウマチ熱は、膠原病[こうげんびよう]とは別に分類されることが多くなっています。

わが国では昭和20年代までは、よくみられた病気ですが、その後、激減しています。この減少は先進国では共通の傾向で、おそらく生活条件の改善や抗生物質の普及によるものと思われます。開発途上国では、現在でも患者数の多い、問題の病気です。

約半数に心臓の炎症を合併する
主として子どもの病気で、男女差はありません。溶連菌の感染で、まず、のどの炎症が起こり、2〜3週間後に発熱と関節痛で発病します。

もっとも問題となるのは、心臓の炎症で約半数に合併します。溶連菌と心筋が共通の抗原部分をもつため、溶連菌に対する抗体が心筋とも反応してしまい起こる症状とされています。心臓弁膜の障害は、急性症状が治った後も残り、心機能を障害します(リウマチ性弁膜症)。

関節痛はあっても、関節リウマチのように変形にまで進むことはほとんどありません。そのほか、皮膚の紅斑[こうはん]や皮下結節を認めることがあり、また、小舞踏病[しようぶとうびよう]と呼ばれる手足が自然に動く症状も特徴的です。

治療は、溶連菌に対するペニシリン治療が基本で、心臓や関節の炎症には、副腎皮質ホルモン薬、非ステロイド系抗炎症薬を使用します。



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