リンパ節腫大
歯が痛いときに顎[あご]の下のリンパ節が腫れたり、けがをしたときにその近くのリンパ節が腫れた経験はみなさんおもちでしょう。
このように、リンパ節はからだじゅういたるところにあり、病原体からからだを守るのに大切なはたらきをしているのです。扁桃[へんとう]もリンパ節の仲間です。
もっとも多いのは感染症によるもの
リンパ節が腫れる原因は、炎症、感染のほか、腫瘍[しゆよう]、がんの転移などさまざまです。
もっとも多いのは感染によるもので、細菌(傷などから化膿菌[かのうきん]が入るなど)、結核菌、ウイルス、トキソプラズマの感染などがあります。炎症性のものではサルコイドーシス、膠原病[こうげんびよう]などがあります。
リンパ節にできた腫瘍は悪性リンパ腫と呼びます。
血液、X線などの検査で確定診断がつかないときは、リンパ節生検により、組織学的検査をする必要があります。
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