リウマチ性多発筋痛症
肩、殿部[でんぶ]、大腿[だいたい]、上腕の筋肉痛、こわばりを特徴とする病気です。
高齢者の病気
60歳以上の女性に多い病気です。
発熱、体重減少、関節炎を起こすこともありますが、血沈亢進[けつちんこうしん]、CRP上昇のほかは検査で異常を認めません。抗核抗体などの自己抗体も陰性で、痛む筋肉を少し取って顕微鏡で調べても異常はありません。
血管炎が関係?
側頭動脈の炎症(巨細胞動脈炎)を合併することがあり、全身性血管炎と関係するのではないかと考えられていますが、原因は不明です。
ステロイド治療が必要
副腎皮質ホルモン薬が有効です。筋肉の症状がとれても目の血管炎で失明することがあるので、長期間のステロイド治療が必要です。
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